地すべり活動監視のための地表面変位及び地すべり面センシング技術の開発

課題名 地すべり活動監視のための地表面変位及び地すべり面センシング技術の開発
課題番号 1999002137
研究機関名 農業工学研究所(農工研)
研究分担 資源造構・エネ研施設研地下水研土木地質研
研究期間 新H11~H14
年度 1999
摘要 地すべり活動のモニタリングでは、地表の観察(地表面変位)と地中の観察(地中変位、地下水位等)を行うが、前者は視通の確保等の困難を伴い、後者は一般に短寿命で高コストである。そこで地すべり地の防災対策に資することを目的として低コストかつ簡易な、地すべりの活動状況・規模に応じた地表面変位センシング技術、および地中の地すべり面に発生する物理現象に基づいたセンシング技術を開発する。11年度はGPSを用いた低コストな地表変位モニタリング手法の開発と、孔内検層や採取試料の室内試験によって調査対象地でのすべり面の調査を行う。12年度は開発した地表モニタリング手法の現地適用及びすべり面の観測手法の検討を行う。13年度は衛星電話等を用いたテレメータ化や低コスト化を検討する。14年度は以上の結果をまとめ地すべり管理・監視システムを提案する。これによって地すべり活動状況や規模の把握に基づく効果的な対策工優先箇所の決定、的確な対策工のために必要な地すべり面位置の特定、対策工効果の評価とその後の監視といった対策の各局面に応じたモニタリングが可能となり、地すべり対策事業の効率的な実施に寄与できる。
カテゴリ 管理技術 コスト GPS センシング 低コスト モニタリング

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