農業用パイプラインからの漏水調査技術の開発(154)

課題名 農業用パイプラインからの漏水調査技術の開発(154)
課題番号 1999002206
研究機関名 農業工学研究所(農工研)
研究分担 資源水工造構・水路工研地下水研土木地質研
研究期間 完H05~H10
年度 1999
摘要 近年、農業用水の輸送のパイプライン化が促進されており、多額の予算が投入されている。一方で、十分な施工管理のもとでも漏水が認められる事例が多く出現している。さらに、施設の老朽化に伴う漏水個所の増大も懸念されている。水資源の有効利用と農業水利基幹施設の保全のために、パイプラインの漏水個所を探査する装置を開発が求められている。本研究では、特殊仕様をもつ表面型中性子水分計を漏水探知装置として試作し、試作装置の性能を試験した。さらに試作装置を自走式ロボットに搭載し、自走式漏水探知装置(パイプラインドクターと呼ぶ)に改造した。本装置は、自然含水状態の測定用検出器1台、漏水測定用検出器2台の計測部と走行制御部からなる。走行制御部と計測部はケーブルレスの通信交換方式にした。また、CCDカメラを搭載し、パイプ内の映像を通信できるシステムとした。今後は、パイプラインドクターの有効性を機関誌で広報し、漏水に悩む土地改良区での活用を図る。
カテゴリ 管理技術 評価法 輸送 ロボット

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