課題名 | 五ケ所湾の海域特性と赤潮発生との関係(76) |
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課題番号 | 1999006260 |
研究機関名 |
養殖研究所(養殖研) |
研究分担 |
企連飼育環境・環制御研(企連) |
研究期間 | 完H07~H10 |
年度 | 1999 |
摘要 | 本研究では海域の環境特性とギムノディニウム・ミキモトイの細胞数変動との関係を明らかにすることを目的とする。昨年度開発したギムノディニウム赤潮の発生予測モデルを用いて、五ヶ所湾追間浦におけるギムノディニウム・ミキモトイ赤潮の消長を計算し、実測値と比較した。1989年から1993年にかけては両者の変動パターンは定性的によく一致した。しかし、1994年以降モデル値は実測値と一致しなかった。海水交換速度には1994年以降も顕著な違いはみられなかった。ヘテロカプサ赤潮の発生など、卓越プランクトンの種組成が変化したことが、モデルの予測精度を低くした原因と考えられる。 |
カテゴリ | 環境制御 飼育技術 |