課題名 | ストレスタンパク質による環境評価(84) |
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課題番号 | 1999006277 |
研究機関名 |
養殖研究所(養殖研) |
研究分担 |
栄養代謝環境管理・技1研飼研 |
研究期間 | 完H06~H10 |
年度 | 1999 |
摘要 | 本研究は、環境変化に対する細胞レベルでの応答として知られているストレスタンパク質(HSP)を指標とした環境評価手法の確立を目的とした。まずサクラマスの高温耐性を検討し、生存可能な限界高水温に馴致すれば、致死的高水温での生存時間が有意に延長すること、馴致時間の延長に伴い生存期間も延長することを明らかにした。アマゴの塩分耐性では、低塩分の馴致だけでは高塩分下での生存期間の延長は認められず、一旦淡水に戻すことで耐性を獲得することが明らかとなった。これら環境変化に対する耐性の獲得とHSPとの関連を調べるため、HSP70検出用のDNAブローブ及び抗体を作成し、遺伝子及びタンパク質レベルのHSP発現の検出が可能となった。 |
カテゴリ | 環境制御 高温耐性 飼育技術 評価法 |