課題名 | 亜熱帯起源の表層性魚類の稚仔の分布と生産構造の解明(8) |
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課題番号 | 1999005791 |
研究機関名 |
中央水産研究所(中央水研) |
研究分担 |
黒潮研究・黒調官資源評価研生物生産研 |
研究期間 | 完H05~H10 |
年度 | 1999 |
摘要 | 北西太平洋亜熱帯循環系海域において調査船により海洋観測とともに、採水、モクネスほかのプランクトンネット、稚魚採集網、中層トロールにより餌料プランクトンと仔稚幼魚採集を実施した。クロロフィルa、動物プランクトンとも、黒潮流軸付近で多かった。その沖合では、動物プランクトンは亜熱帯前線の南の海域に比べ北の黒潮反流域で多かった。クロロフィルa、動物プランクトンとも概して南ほどその分布水深は深くなった。宮古島東方、奄美大島北方、種子島南東沖、四国南方の黒潮流軸付近でキンメダイ類の幼魚を、南西諸島沿岸でアジ科魚類幼魚を採集した。これらの魚種は南西諸島~九州南方海域で生まれたものが幼期に九州~四国、本州南岸に輸送される回遊経路を推定した。前年度課題番号は南西水研のものである。 |
カテゴリ | 亜熱帯 管理技術 輸送 |