課題名 | 傾斜地園における軽労型根群域改善法の開発(14) |
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課題番号 | 1999003154 |
研究機関名 |
四国農業試験場(四国農試) |
研究分担 |
作物開発総合研究・果樹栽培研総研1 |
研究期間 | 継H10~H14 |
年度 | 1999 |
摘要 | 10年度は根群域を簡易に改善するために、根群制限栽培、マルチ栽培、点滴灌水、通気装置を組み合わせた試験区に苗を移植し、土壌環境をモニタリングした。土壌水分吸引力は日変動し、日の出から午前9時頃まで減少し、その後増加し続け、日没後も増加を続け、日の出後減少することが明らかとなった。籾殻培地はバーク堆肥混入花崗土より水分含量が高く、乾燥害を回避することができた。黒色ポリフィルムのマルチは細根量を減少させ、表層が固くなって、資材としては適してないことが明らかとなった。一方、多孔質シートのマルチでは、細根量が増加しており、かつ、表層の腐植土も増加させ、土壌を膨軟にするのに役立っていると考えられた。 |
カテゴリ | 乾燥 傾斜地 中山間地域 土壌環境 土壌管理技術 モニタリング その他のかんきつ |