課題名 | 感染特異的(PR)タンパク質の分離および機能解析(94) |
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課題番号 | 1999003238 |
研究機関名 |
四国農業試験場(四国農試) |
研究分担 |
作物開発・病虫害研 |
研究期間 | 継H07~H11 |
年度 | 1999 |
摘要 | タバコリングスポットウイルス等の感染やサッカリン処理によりタバコに誘導されるようにみえるタンパク質を、硫安塩析やイオン交換並びに疎水クロマトグラフィーを組み合わせて精製した。精製タンパク質のN-末端のアミノ酸配列を決定したところ、本タンパク質は2種のサブユニットからなることが推定され、一方のサブニットのアミノ酸配列はホウレンソウの葉緑体アルドラーゼと一致した。したがって、本タンパク質はタバコの葉緑体アルドラーゼと考えられた。葉緑体アルドラーゼが誘導される例は無く、また、本酵素は光合成系のキー酵素であることから考えて、本タンパク質は目的としたPRタンパク質ではないと考えられた。 |
カテゴリ | 病害虫 かりん 機能性 総合防除技術 たばこ 防除 ほうれんそう |