課題名 | 油料作物の脂肪酸組成改変をめざした各種組織培養系の確立(143) |
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課題番号 | 1999002666 |
研究機関名 |
東北農業試験場(東北農試) |
研究分担 |
作物開発・育種工学研 |
研究期間 | 完H09~H10 |
年度 | 1999 |
摘要 | ごま及びだいず等の油糧作物は、培養細胞の再分化効率が低いため形質転換を用いた育種法は確立されていない。本研究では、油糧作物類に汎用性のある安定した再分化系を確立し、効率的な形質転換系を開発する。だいずでは、サイトカイニンを加えた培地において不定芽の形成が認められ、特に、10-6 M TDZ条件下で形成が盛んとなった。ごまでは、不定芽の形成は認められず、形質転換体は得られなかった。だいずの安定した不定芽培養系が確立されたことから、今後の遺伝子導入系の確立の研究が加速されると考えられ、当初の目的をほぼ達成したので、繰り上げ完了とした。ゴマの再分化系、遺伝子導入系の確立は脂肪酸組成改変をめざした油糧作物の形質転換系の確立(146)の中で行う。 |
カテゴリ | 育種 ごま 大豆 品種 |