課題名 |
良食味ナバナの作期拡大を目指した早生品種の開発 |
課題番号 |
1999002727 |
研究機関名 |
東北農業試験場(東北農試)
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研究分担 |
作物開発・資源作育研
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研究期間 |
新H11~H15 |
年度 |
1999 |
摘要 |
平成5年に当研究室が育成したナバナ品種、はるの輝は良食味品種として市場での人気が高く、高収益越冬野菜として産地化が進められている。しかし、この品種は晩生種であるため、ハウス栽培による早期出荷が困難であり、早期出荷が可能な新品種が切望されている。そこで、ナバナの作期拡大を目的として、収穫期がはるの輝よりも1週間程度早い新たな良食味ナバナ系統を育成し、栽培利用特性を明らかにする。平成11~12年度には、中期世代の育成系統からはるの輝よりも抽苔期が1週間程度早い良食味の優良系統を選抜し、地方系統番号を付す。平成13~15年度には、有望系統の栽培特性を調査すると共に、県への配布またはナバナ生産地における現地試験を実施し、地域適応性を解明する。さらに、成分品質特性や利用適性についても評価する。本研究により、早期出荷に有利な、早生の良食味ナバナ品種が育成され、このことにより中山間産地のハウスおよび露地野菜生産の拡大が図られる。
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カテゴリ |
育種
出荷調整
新品種
中山間地域
なばな
品種
良食味
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