作物生育好適化のための土壌動物相の指標摘出(190)

課題名 作物生育好適化のための土壌動物相の指標摘出(190)
課題番号 1999002734
研究機関名 東北農業試験場(東北農試)
研究分担 畑地利用・畑土壌研(上席)
研究期間 完H04~H10
年度 1999
摘要 作物生産を支える土壌環境の好適性を指標化するため、土壌生息性ササラダニ類の群集構造を解析し、物質循環最適化システム確立への基礎資料を得ることを目的とした。ササラダニ群集構造のデータに基づいて土壌管理条件の類別化を行なうとともに、作物の生長と収量によってこの類別結果を検討した。群集構造のデータを主成分分析した結果、耕起栽培、灰色低地土にダイズ茎葉残渣を表面施用した不耕起栽培およびその他の不耕起栽培に分けられた。この類別結果はダイズの生長(主茎長)と収量(1株総粒数)によく合致しており、ササラダニ群集が作物生産にとっての土壌環境の好適性の指標となる可能性が明らかになった。これらの結果は10年度成果情報として公表した。今後、新たな経常研究でササラダニ類の機能の解明を目指す。
カテゴリ 大豆 土壌環境 不耕起栽培

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