課題名 |
アリルアシルアミダーゼ(AAA)遺伝子の形質転換植物における発現(255) |
課題番号 |
242 |
研究機関名 |
農業生物資源研究所
|
研究分担 |
分子遺伝・ゲノ動態研
|
研究期間 |
継11~14 |
年度 |
2000 |
摘要 |
アリルアシルアミダーゼは除草剤;3-4、DCPA(商品名 スタム)を分解する活性を持つ酵素である。パセリよりクローニングした、アリルアシルアミダーゼ遺伝子をCaMV35Sプロモーターの下流に結合し、タバコをトランスフォームした。形質転換タバコは、アリルアシルアミダーゼ活性を示し、イムノブロットにより蛋白質の発現が示された。また、in vitroでDCPA耐性を示したため、再分化個体のT1について、除草剤抵抗性を検定した。.01%、0.02%、0.05%、0.1%、0.2%、0.4%、1%の濃度でDCPAを散布したところ、非形質転換体は、0.1%以上の濃度で完全に枯死したが、形質転換体はいずれの濃度でも影響を受けなかった。なお、DCPAの実用上の使用濃度は0.2%~0.8%程度である。現在、ペチュニア、ジャガイモ、トマト等について、形質転換体の作成を試みている。
|
カテゴリ |
病害虫
除草剤
たばこ
抵抗性
トマト
パセリ
ばれいしょ
ペチュニア
|