| 課題名 | シバ型草地における繁殖牛の栄養バランスの解明と補給技術(114) |
|---|---|
| 課題番号 | 104 |
| 研究機関名 |
中国農業試験場 |
| 研究分担 |
畜産・栄養生理研 |
| 研究期間 | 継10~12 |
| 年度 | 2000 |
| 摘要 | 5月中旬、7月中旬、9月中旬に、無施肥条件の放牧地よりシバ、ススキおよびオーチャードグラス(OG)の葉身部を採取し、生草のまま黒毛和種雌牛3頭のルーメン内に投入して、乾物、粗タンパク質(CP)および中性デタージェント繊維(NDF)消失率の経時変化を調べた。乾物消失率は、シバとOGでは7月に最低で、ススキでは9月に最低であった。NDF消失率は、各草種とも乾物消失率と同様に推移した。CP消失率は、シバとOGは季節に関係なくほぼ同じパターンで変化したが、ススキは5月に比べ7、9月に低い水準で推移した。シバは、野草地放牧における牛へのタンパク供給源として、季節を通じて安定したものであることが示された。 |
| カテゴリ | 遺伝資源 高付加価値 飼育技術 施肥 肉牛 繁殖性改善 |