小麦登熟期の低温・高湿条件による品質劣化の生理的要因(146)

課題名 小麦登熟期の低温・高湿条件による品質劣化の生理的要因(146)
課題番号 131
研究機関名 北海道農業試験場
研究分担 畑作センタ・品質チーム
畑作センタ・麦育種研
研究期間 継11~13
年度 2000
摘要 登熟中における小麦子実中のアブシジン酸(ABA)含量の推移に対する温度・湿度環境の影響を明らかにした。低温・高湿条件で登熟させた小麦は低湿条件に比べて、穂発芽耐性の強弱に係わらず、子実水分の減少が緩慢であり、子実の充実が進まない状態の水分40%前後で急速に休眠性を失う傾向が強かった。一方、胚及び胚乳中のABA含量は低温・高湿条件では低湿条件に比べて低く推移すし、特に種子休眠性が失われる時期に胚のABA含量が著しく低下した。つまり、低温・高湿条件下では子実の充実が進まない状態で胚中のABA含量が低下し、休眠性も消失することが明らかとなった。
カテゴリ 寒地 小麦

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