マツノザイセンチュウ病原力維持機構の解明(122)

課題名 マツノザイセンチュウ病原力維持機構の解明(122)
課題番号 102
研究機関名 森林総合研究所
研究分担 森林生物・線虫研
研究期間 継10~14
年度 2000
摘要 マツノザイセンチュウにはマツに対して強い病原力を示すものから、ほとんど示さないものまで存在する。強病原力(T-4)および弱病原力(C14-5)アイソレイトを用いて、人為的にそれらをマツノマダラカミキリに保持させ、蛹室壁内の分散型幼虫の割合およびカミキリ成虫の初期保持線虫数などを比較した。蛹室壁内の分散型3期および分散型4期幼虫の割合はT-4の方が有意に高く、カミキリ成虫の初期保持線虫数もT-4の方が有意に多かった。このことから強病原力線虫の方が弱病原力線虫より分散型になりやすいと考えられ、その結果として初期保持線虫数も多くなるものと思われた。
カテゴリ 管理技術

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