課題名 | きのこ害虫配偶行動の化学生態学的解析(141) |
---|---|
課題番号 | 120 |
研究機関名 |
森林総合研究所 |
研究分担 |
森林生物・化学制御研 森林生物・昆虫生理研 東北・昆虫研 |
研究期間 | 延7~10~(11)~(12) |
年度 | 2000 |
摘要 | マッシュルームの害虫であるツクリタケクロバネキノコバエ雌35000頭のヘキサン抽出物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにおいてヘキサン・酢酸エチル系で精製し、10~15、20%酢酸エチル/ヘキサンと100%酢酸エチルの画分に活性を認めた。最も活性の強かった10%酢酸エチル/ヘキサン画分をさらに、ガスクロマトグラフ生物検定装置で分離分析した。成分が大変微量なため、成分ピークは明確には特定されなかったが、非極性カラムと極性カラムで、比較的再現性のよい2-3の活性画分を得られ本種の性フェロモンには複数の活性成分が存在する事が明らかになった。複数成分が確認できたので研究期間を延長し、活性成分の化学構造を解明する。この研究の達成には、ガスクロマトグラフ質量分析装置の更新が必要である。 |
カテゴリ | 害虫 管理技術 くり 性フェロモン マッシュルーム |