課題名 | 長期経営計画のための計画手法に関する研究(287) |
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課題番号 | 237 |
研究機関名 |
森林総合研究所 |
研究分担 |
林業経営・生産シス研 |
研究期間 | 延7~11~(12) |
年度 | 2000 |
摘要 | 林分の即時伐採価が低い場合、森林評価および伐採決定にあたって立木価格のゆらぎを考慮することが重要である。立木価格が不確実に変動する場合、その時点における木材価格および育林費と林分の成長曲線から計算される決定論的な最適伐期で伐採するよりも、林分の伐採価が一定の留保価格以上になった場合に伐採する方針をとった方が、期待現在価値を大きくしうることが確認された。日本のスギ・ヒノキの立木価格変動の確率過程を分析したところ、自己回帰型の性質のあることが疑われ、また価格の変化率には自己相関が認められた。この場合、林齢等に応じた最適な留保価格水準を解析的に求めることは困難なので、シミュレーションが有効な手段となることがわかった。 |
カテゴリ | 管理システム 経営管理 成長曲線 |