課題名 | 輸出入国双方の資源利用・環境保全への木材貿易インパクト分析(299) |
---|---|
課題番号 | 248 |
研究機関名 |
森林総合研究所 |
研究分担 |
林業経営・経済研 |
研究期間 | 継8~12 |
年度 | 2000 |
摘要 | 最大の木材輸入国である日本では、木材輸入の増大による木材価格低下のために、造林面積が減少しているだけでなく、人工林の保育活動が低下しており、例えば過去5年間に間伐を実施した林家の割合は1985年の62%から94年には41%に下がっている。そのため、保育途上にある多数の人工林の劣化が進んでいる。また伐採跡地の放置も増えており、それらの林地では土壌浸食の増大やCO2固定能力の低下を引き起こす可能性がある。さらに、森林の経済的価値が低下した結果、境界や所在さえも分からないないような森林に無関心な所有者が増えている。その結果、森林が家庭ゴミ・産業廃棄物などの捨て場になる等の問題が生じている。 |
カテゴリ | 管理システム 経営管理 輸出 |