| 課題名 |
木材表面ガラス化による準不燃化技術の確立(350) |
| 課題番号 |
298 |
| 研究機関名 |
森林総合研究所
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| 研究分担 |
木材化工・難燃研
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| 研究期間 |
完9~11 |
| 年度 |
2000 |
| 摘要 |
スギ材の用途拡大の一つとして建築基準法などで規制される建築物の内装材を検討する場合、難燃または準不燃材料の防火性能を有する必要がある。ここではイオウを主剤とする水溶性無機薬剤を木材1立方メートル当たり200Kg以上を含有させ、表面はゾルゲル法により生成するガラス様物質(ケイ素系不完全ガラス)で被覆することにより準不燃材料の性能を目指す。ラジアータパインの合板(7積層、12mm厚さ、フェノール樹脂接着剤)の使用により、現行の試験方法(JIS A1321)準不燃材料と同等の性能を得ることができた。これら合板への均一な薬剤注入処理は、表面のインサイジングが有効な手段であった。しかし、ゲルゾル法によりテトラエトキシシランのガラス様物質(不完全ガラス)を表面に塗布したが燃焼抑制の効果は小さく、単独での防火性能向上は困難であった。残された問題として、スギ材(板または合板)での性能確認とガラス様物質(不完全ガラス)による表面化粧化についての検討がある。また、建築基準法改定による防火材料の評価試験方法が全面変更されるために、新たな試験方法で改めて性能試験を行う必要がある。
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| カテゴリ |
薬剤
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