| 課題名 | 関東地方の遺跡出土木材の識別(369) |
|---|---|
| 課題番号 | 322 |
| 研究機関名 |
森林総合研究所 |
| 研究分担 |
木材利用・組織研 |
| 研究期間 | 延2~6~(11)~(12) |
| 年度 | 2000 |
| 摘要 | 近世江戸の木製品のうち樹種が明らかなもの3994点を総覧した。これらの木製品のうち,62%が針葉樹で,残りが広葉樹と竹笹であった。樹種は多岐にわたり,針葉樹で16分類群,広葉樹で45分類群が認められた。針葉樹ではヒノキ属,マツ属複維管束亜属,スギ,モミ属,ツガ属が多く,ヒノキ属は針葉樹全体の半分を占めていた。針葉樹は建築・土木・井戸材をはじめさまざまな目的で用いられていた。広葉樹では,クリの土木材,トチノキとブナ属の漆器木地,クリの栓・呑口,クリやケヤキの下駄のように,使用目的と樹種選択が密接に結びついていた。また,イチイやトウヒ属,カラマツ,トガサワラ,コウヤマキなど,江戸周辺の山地では入手できない樹種が検出されていた。 |
| カテゴリ | 加工 くり |