課題名 | 難繁殖性林産物資源植物の増殖技術の開発(474) |
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課題番号 | 434 |
研究機関名 |
森林総合研究所 |
研究分担 |
生物機能・培養研 |
研究期間 | 完9~11 |
年度 | 2000 |
摘要 | 中山間地における林産関連の地域資源の活用をはかるためには,難繁殖性の林産植物の安定供給が望まれる。そこで,組織培養の技術を活用してそれらの安定供給システムの構築を目指しての研究を行った。山菜としての活用が期待されるクサソテツの組織培養による増殖・順化に成功し,同じく山菜資源のコシアブラのシュート培養にも成功した。マツノザイセンチュウ抵抗性のクロマツの増殖では,培地の糖成分としてラクトースとスクロースが発根に優れていることを見いだし,ラクトース濃度が10g/lの時に発根を観察した。クサソテツでは1ヶ月で10倍のシュート増殖率であり,順化率も高かった。 |
カテゴリ | 遺伝資源 中山間地域 抵抗性 繁殖性改善 |