| 課題名 |
樹木抽出成分等の利用による抗菌性木質系内装材料の開発(483) |
| 課題番号 |
441 |
| 研究機関名 |
森林総合研究所
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| 研究分担 |
生物機能・活性研
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| 研究期間 |
完9~11 |
| 年度 |
2000 |
| 摘要 |
スギ等の国産材を使用した内装材料の付加価値を高める方法の一つとして抗菌性内装材料を開発することを目的とした。最初に樹木等に含まれる抽出成分120種から、室内環境汚染の原因菌や大腸菌等に対して抗菌性の強い物質を検索し、ヒノキチオールが候補として選びだされた。次にヒノキチオールの光、温度に対する抗菌活性の安定性向上を図る技術を開発する為、金属キレート化、エステル化、配糖体化等を検討した。その結果、ナトリウム、カリウム塩、銅錯体、アセチル化体、脂肪酸エステル体がいずれも光、温度に対して安定性に優れ、また抗菌活性についてもヒノキチオールと同等であることが明らかになった。最後に抗菌性を最も発現できると考えられる表面処理用塗料の開発をめざし、安全性の点からアセチル化体の利用を検討した。その結果、市販の塗料への混入のみで抗菌性が発現でき、さらに塗膜形成等への影響も少ないことがわかり、それらを利用した抗菌性内装材料の開発が可能となった。また、副次的成果として抗菌性物質の検討の過程で、それらのホルムアルデヒド類の捕集能を測定したところ、スギ葉油、モミ精油、トドマツ精油等がホルムアルデヒド類の捕集効果が高いことが判明した。
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| カテゴリ |
遺伝資源
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