課題名 | 北方林構成樹種の養分の配分・利用特性(533) |
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課題番号 | 484 |
研究機関名 |
森林総合研究所 |
研究分担 |
北海道・樹木生理研 |
研究期間 | 継11~15 |
年度 | 2000 |
摘要 | 主要広葉樹の養分・光環境に対する順化能を明らかにするため,シラカンバ,ハルニレ,ヤチダモ,ミズナラの苗を異なる光-養分条件下で育て,生理的・形態的特性,窒素利用効率を比較した。比葉面積(SLA)は庇陰区が大きく,樹種間ではシラカンバが大きく,ミズナラが小さかった。葉の窒素含量は低養分区で低く,光処理間では面積あたりで強光区,乾重あたりで庇陰区が高かった。光合成速度は葉の面積あたりの窒素含量と正の相関を示した。光合成の窒素利用効率はSLAが大きいほど高い傾向を示し,シラカンバ,ハルニレ,ヤチダモでは光条件によって左右され庇陰区が高かったが,ミズナラでは養分条件で左右され低養分区が低かった。 |
カテゴリ | 管理技術 光条件 |