課題名 | 成長を規制するヤナギの雌雄差の解明(549) |
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課題番号 | 497 |
研究機関名 |
森林総合研究所 |
研究分担 |
北海道・造林研 森林環境・群落研 |
研究期間 | 継10~12 |
年度 | 2000 |
摘要 | ヤナギにおける成長特性を、性差つまり繁殖器官へのエネルギー投資率の違いという観点から明らかにした。花芽は一年生の枝に形成されるため、一年生枝単位での解析を行った。枝ごとのサイズと重量には有意な直線回帰関係が認められ、その係数に性差・クローン間差が有ると考えられた。枝別の花芽形成の有無と枝サイズとの間には、全体では枝サイズの大きいものに有意に花芽が形成された。一方、すべての樹種別性別内で有意なクローン間差が認められ、花芽形成についてもクローン間差が大きいことが強く示唆された。カワヤナギでは,開花期に雌は花に最高でも10%程度の物質分配なのに対し、雄は約20%を花に分配し、またより小さな枝でも20%近くを花に分配しており、雌雄で乾重分配に差があった。 |
カテゴリ | 管理技術 繁殖性改善 |