課題名 | 天然林における択伐施業計画法の改善(552) |
---|---|
課題番号 | 499 |
研究機関名 |
森林総合研究所 |
研究分担 |
北海道・天然林研 |
研究期間 | 継9~13 |
年度 | 2000 |
摘要 | 天然林における択伐施業計画の策定や実際の施業実行に資するため,蓄積と立木本数を用いた簡易な天然林林分タイプ区分を検討した。林分タイプ区分は比較的容易に把握できる立木本数と蓄積を用いることとした。区分ラインは樹冠疎密度や蓄積階別の径級区分別蓄積などの検討結果と過去の林分成長解析の結果を勘案し,立木本数の区分ラインを750本/ha,蓄積の区分ラインを200m3/haに引くことにし,林分を4つのタイプに区分した。また,各林分タイプごとの伐採量の決定法を検討した結果,伐採量として択伐林タイプの成長量と高蓄積単層林タイプにおける大径木以上の成長量を計上することが,択伐施業林において持続的な経営を行う上で適当であると考えられた。 |
カテゴリ | 管理技術 経営管理 |