カラマツ長伐期施業のための自然的・技術的及び社会経済的条件の解明(553)

課題名 カラマツ長伐期施業のための自然的・技術的及び社会経済的条件の解明(553)
課題番号 500
研究機関名 森林総合研究所
研究分担 北海道・天然林研
北海道・経営研
研究期間 完10~11
年度 2000
摘要 カラマツ人工林所有者の長伐期施業の導入条件と問題点の摘出を行うため,伐採性向調査を行なった。十勝地域の意向調査の結果から伐採性向をみると,カラマツの用途問題と絡む材価の低迷が一般民有林の伐採性向を低め,これが長伐期志向につながっていると考えられた。しかし一方で,伐っても収入にならないから伐らないという現状対応以外に,新たな用途開発と高付加価値化に対する森林所有者の願望も背景にあると考えられた。 また,カラマツ人工林の長伐期化の可能性を検討するため,90年生カラマツ人工林の生育状況を解析した。その結果,カラマツ人工林の長伐期化は,成長の観点からは十分可能であると考えられるが,■既存の地位指数曲線はやや上位にシフトする可能性があること,■長伐期対象林分にはエゾヤチネズミの食害および根株腐朽発生の危険性がない立地条件の林分を選定する必要があること,が考えられた。本研究の成果は,現在北海道内で推進されているカラマツ人工林の長伐期化への普及・誘導にあたっての参考資料に利用できる。問題点としては,現在高齢カラマツ人工林のデータは少ないことから,データが収集できた時点で収穫予測等を再検討する必要があることである。
カテゴリ 管理技術 経営管理 高付加価値 収穫予測

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