| 課題名 | 樹木細菌病害の発生機構と発生生態の解明(585) |
|---|---|
| 課題番号 | 528 |
| 研究機関名 |
森林総合研究所 |
| 研究分担 |
北海道・樹病研 |
| 研究期間 | 継9~13 |
| 年度 | 2000 |
| 摘要 | ヤナギ類水紋病の罹病材であるwatermark中では,病原細菌(Erwinia salics)は主に道管内に存在し,放射柔細胞の間隙や,木繊維の内こうにはほとんど存在しない。したがって、本菌の生産する代謝物が材組織の病理的変化に関与することが示唆されたため、本菌が生産する菌体外多糖類の分析を行った。高濃度のsucroseを含む培地上で生育した本菌が生産する多糖類は,13C-NMRスペクトルによりlevanと同定された。バッコヤナギのwatermark中からもlevanが検出されたが,健全材からは検出されなかった。したがって本菌のwatermark中でのlevan生産が確認された。植物病原細菌が生産した罹病組織内のlevanを,直接分析・確認した例はこれが世界で初めてである。 |
| カテゴリ | 管理技術 |