| 課題名 | スギ雄花の休眠およびその覚醒と花粉放出開始時期の予測(673) |
|---|---|
| 課題番号 | 599 |
| 研究機関名 |
森林総合研究所 |
| 研究分担 |
森林科学園・樹木研 東北・更新研 |
| 研究期間 | 完9~11 |
| 年度 | 2000 |
| 摘要 | スギ雄花の開花日を予測するために雄花の休眠打破条件の検索とその後の成長を調べた。その結果,スギの雄花の休眠は8度以下の低温条件に5週間置かれると完全に打破されること,それ以前でも3週間以上低温下におかれると成長速度は遅いが少しずつ成長し開花に至ること,低温期間に短い(2日程度の)中断があっても休眠打破の効果は持続すること,高温を含む変温条件では効果が低下し,日中の気温が16℃以上では効果がなくなること,さらに氷点下の気温は休眠打破を早める場合があることなどが分かった。また,休眠打破後の成長に関わる発育限界温度は約0℃であった。以上のことから,スギ雄花の休眠の完全打破日は,「平均気温10℃未満,最高気温12℃未満の日を約35日経験した日」として推定することができた。また,実験に用いた材料を採取した個体の野外における開花日で検証した結果,概ねよく開花日を推定できた。休眠打破後,開花に至るまでの有効積算温度は個体によって異なり,170℃から250℃程度であった。 |
| カテゴリ | 管理技術 中山間地域 |