西日本の大型獣類における遺伝的特性の解明(741)

課題名 西日本の大型獣類における遺伝的特性の解明(741)
課題番号 651
研究機関名 森林総合研究所
研究分担 関西・鳥獣研
森林生物・(科長)
研究期間 完9~10~(11)
年度 2000
摘要 西日本の各府県と協力し,有害駆除などで捕殺されたツキノワグマの標本を収集する標本体制を整備した。京都府下において回収されたツキノワグマの年齢構成を解析した結果,当地では22歳までの個体が駆除の対象とされていることが分かった.京都府下において回収されたツキノワグマからDNAを抽出し、15組のマイクロサテライトマーカーを設計した(15遺伝子座に相当).京都府内で捕獲されたツキノワグマ36個体のDNAを分析した結果,7遺伝子座で多型を確認した.確認された対立遺伝子座数は 2-5 で,ヘテロ接合体率は各遺伝子座で 0.029-0.536 だった.この7遺伝子座のうち5遺伝子座では,ヘテロ接合体率は任意交配集団を仮定して求められた期待値(ハーディ・ワインベルクの平衡値)から大きく異なることはなかった.以上の結果からこれらのプライマーはツキノワグマ個体群の遺伝学的な構造や個体間の血縁度の推定に有用であることが確認された.
カテゴリ ワイン

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