| 課題名 | 植林地の植物相(748) |
|---|---|
| 課題番号 | 659 |
| 研究機関名 |
森林総合研究所 |
| 研究分担 |
関西・造林研 |
| 研究期間 | 完9~11 |
| 年度 | 2000 |
| 摘要 | 植物相に関する生態学的研究には自然林を対象とするものが多く、人工林を対象とするものはごく少ない。しかし、森林の環境維持機能への関心が高まるに従い、もともとは木材生産の効率化を図るための手段に過ぎなかった人工林にも生物集団としての質や健康が要求されるようになっている。そこで、京都東山の森林を例に、人工林施業による種の選別の現状や、地域の植物相を維持する上で人工林が果たす役割と問題点を明らかにすることを目的に研究を行った。その結果、極相のシイ林に多い植物についてはヒノキ人工林が保全機能を果たし得ること、しかし、植林は二次林の植物を衰退させる恐れがあり、人工林の100年を超える高齢化は中間種も衰退させる恐れがあることが明らかとなった。これらの知見は人工林の植物種保全機能についての認識を改めさせるとともに、高齢人工林の管理を考えるうえで重要な問題を提起するものである。 |
| カテゴリ | 経営管理 植物相 |