課題名 | 雑草木の種子散布特性と人工林への侵入過程(786) |
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課題番号 | 688 |
研究機関名 |
森林総合研究所 |
研究分担 |
四国・造林研 四国・保護研 |
研究期間 | 継10~12 |
年度 | 2000 |
摘要 | 高知中部森林管理署管内の80年生ヒノキ人工林において,発芽検定法により埋土種子組成を推定した。同林分で,皆伐後の発生実生を調査した。これと併せて鳥類相のファウナ調査を季節別に行った。埋土種子組成はコガクウツギ,スゲ属,キイチゴ属の占める割合が高く,アカメガシワなどの高木性樹種の種子は比較的少なかった。埋土種子の種組成は,高知県大豊町75年生人工林のものと類似していた。発生した実生密度は推定された埋土種子密度よりもはるかに少なかった。鳥類相は繁殖期に17種の鳥類が観察されたが,秋季から冬季にかけて減少した。これは大豊町民有林で観測された,冬季に種数個対数が増加する事例と反対の現象であった。 |
カテゴリ | 病害虫 いちご 管理技術 傾斜地 雑草 繁殖性改善 |