スギ・ヒノキ穿孔性害虫の個体群変動要因の検討(799)

課題名 スギ・ヒノキ穿孔性害虫の個体群変動要因の検討(799)
課題番号 699
研究機関名 森林総合研究所
研究分担 四国・保護研
研究期間 継8~10~(12)
年度 2000
摘要 ニホンキバチの成虫の移動距離を知るため、標識再捕獲試験を行った。放虫点を一点に固定し、10~150m離れた22地点に誘引トラップを設置した。雄は再捕獲個体のすべてが放虫点から10m離れたトラップで捕獲されたのに対し、雌は放虫点から最大で90m離れたトラップで捕獲された。雌の距離別捕獲数を密度非依存の拡散モデルに適用した結果、雌の最大移動距離は105mと推定された。一方、ヒノキカワモグリガの成虫発生時期に及ぼす要因を検討するため、四国でこれまでに行われた成虫発生消長調査をまとめた。平地では5月下旬から発生が始まり、ピークは6月中旬であったが、標高の高い場所では発生が遅く、標高差と緯度差で本種の成虫発生時期を推定することができた。
カテゴリ 害虫 管理技術 経営管理 傾斜地 中山間地域

こんにちは!お手伝いします。

メッセージを送信する

こんにちは!お手伝いします。

リサちゃんに問い合わせる