課題名 | 常緑広葉樹林の養分利用効率の解明(805) |
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課題番号 | 705 |
研究機関名 |
森林総合研究所 |
研究分担 |
九州・暖帯研 |
研究期間 | 継10~12 |
年度 | 2000 |
摘要 | 斜面下部のプロット1では,落葉広葉樹が16.9%あり,他のプロットに比べて構成が大きく異なっていた。落葉の季節変化を見ると春季の自然落葉時には各プロット間に大きな違いは見られなかったが,11月ではプロット1で明瞭なピ-クを形成されていた。各プロットのNの利用効率を比較した結果,斜面下部のプロット1では低く,斜面上部のプロット2,3および4では効率が高いことが明らかになった。尾根部および斜面上部では落葉のN含有率が斜面下部の値に比べて低いことから,林床に還元する量を出来るかぎり少なくし,落葉前の養分転流などにより効率的に養分利用しているものと考えられた。 |
カテゴリ | 亜熱帯 管理技術 |