課題名 | 高海抜地域における広葉樹類の種子生産と稚樹の発生(846) |
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課題番号 | 745 |
研究機関名 |
森林総合研究所 |
研究分担 |
九州・暖帯研 森林環境・群落研 |
研究期間 | 継6~8~(15) |
年度 | 2000 |
摘要 | 九州中央山地におけるブナ林の天然更新過程を解明するため,ブナの種子生産と実生の定着過程を長期的に継続観測した。当年度も方形区内にブナ実生の発生はみられず、ブナの種子生産による繁殖が極めて限定的である傾向が続いた。これまでの結果は,更新阻害要因となっているスズタケを除去するだけではブナの更新は促進されず,スズタケが欠落している間に大豊作が生じる必要があることを示す。刈り取られてから4年経過した当年度においてもスズタケが回復する兆候はみられず,ブナに更新機会を与えるスズタケ欠落期間は長いと推定された。 |
カテゴリ | 亜熱帯 管理技術 経営管理 繁殖性改善 |