九州地方北部における主要森林土壌の水源涵養機能の解明とその評価(850)

課題名 九州地方北部における主要森林土壌の水源涵養機能の解明とその評価(850)
課題番号 748
研究機関名 森林総合研究所
研究分担 九州・土壌研
九州・防災研
研究期間 完8~10~(13)(11)
年度 2000
摘要 火山灰がほとんど堆積していない暖温帯の森林流域において、微地形単位と土層の厚さとの関係を定量化し、代表的な土壌の土壌水分特性を把握するために、鹿北流域試験地3号沢流域において、計121地点で簡易貫入試験を行い、表層土層厚・風化層厚を測定した。流域源流部の頂部斜面および谷頭凹地代表地点の各層位から土壌円筒試料を採取し、砂柱法と加圧板法を用いて土壌水分特性を測定した。微地形単位は、頂部平坦面・頂部斜面・上部谷壁斜面・谷頭凹地・下部谷壁斜面(谷頭急斜面を含む)・谷底面に区分される。頂部平坦面は流域源流部の頂部斜面上方に3ヶ所に分かれて分布しており、右岸側の平坦面は他に比べ一段標高が低い。右岸側斜面上方には緩傾斜の谷頭凹地が分布するが、上流側には上部谷壁斜面は存在せず分水界に連続する。源流部の谷底面は幅がかなり広く、急傾斜の下部谷壁斜面に連続する。流域中~下流部では右岸側、左岸側共に2つずつの支谷(0次谷)が認められ、明瞭な谷頭凹地を形成している。頂部斜面は右岸側では下流側まで連続するが、左岸側では最下流部で1段低い面を形成する。以上の微地形単位と表層土層厚にかなり良い対応関係があることが確認され、森林流域の保水機能の評価に有効な指標として利用できることがわかった。簡易貫入試験器を用いた土層厚の測定は、地下深部まで土層構造を把握することができるが、多大な労力と時間を要することが問題である。
カテゴリ 亜熱帯 管理技術 経営管理

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