バイカル湖の湖底泥を用いる長期環境変動の解析に関する国際共同研究(863)

課題名 バイカル湖の湖底泥を用いる長期環境変動の解析に関する国際共同研究(863)
課題番号 762
研究機関名 森林総合研究所
研究分担 森林環境・地質研
生物機能・遺伝分析研
生物機能・集団遺伝研
研究期間 完7~9~(11)
年度 2000
摘要 バイカル湖は世界最古の内陸淡水湖であり、湖底堆積物は3千万年を超える地球環境変化の歴史を連続的に記録している。本研究は湖底泥の不攪乱柱状試料を採取し、堆積年代決定を行うとともに地球物理学、地球化学及び古生物学的解析を行って、古気候・古環境変動を再現し、生物進化と地球環境変動との関係解明を行う。地質調査所、環境研究所、森林総合研究所が中核機関となり、20大学が参画している。森林総合研究所では大学との共同で生物学的手法による環境変動解析及び生物進化の研究を担当し、花粉分析を用いて、湖底泥の深さ600m年代にして約1200万年間の植生変遷史の概要構築を行った。バイカル湖の流域では1200~500万年前の第三紀中新世には暖温帯樹種が出現する時代があり、500~200万年前の第三紀鮮新世には冷温帯樹種は残ったが、鮮新世から始まった寒冷期の影響で第四紀の約100万年前にはそれも全て消滅したことが判明した。それ以降も約10万年周期の氷期・間氷期サイクルに対応して、氷期には砂漠が拡大し間氷期には亜寒帯林が拡大した。研究参画機関から収集された花粉分析結果がデータベースとして構築され、ネットワークでの使用や公開を可能にした。マツ科樹種の化石花粉についてDNA塩基配列解析も試みられたが、バイカル湖底泥試料からの解析は困難であった。
カテゴリ データベース

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