課題名 | 人為的影響下・管理下における照葉樹林構成樹種の更新過程の解明 |
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課題番号 | 711 |
研究機関名 |
森林総合研究所 |
研究分担 |
九州・暖帯研 |
研究期間 | 新11~12 |
年度 | 2000 |
摘要 | スギ人工林を広葉樹林に転換する技術開発を目的にスギ人工林下に植栽した有用広葉樹の生存・成長を観測した。植栽10年後でイチイガシ,イヌマキ等では70%以上が生存していたが,シラカシやオガタマノキの生存率は低かった。樹高成長の傾向は樹種によって様々であり、イチイガシ、イヌマキ等は良好な成長を示したが、オガタマノキ等では不良であった。生存している植栽木の密度から今後の成林見込みを樹種ごとに検討した結果、試験地では設定後数年間は病虫獣害や風害が多くみられたにもかかわらず、10種中6種の樹種については成林が期待できる状況にあることがわかった。 |
カテゴリ | 亜熱帯 管理技術 |