| 課題名 | 熱帯土壌からの温室効果ガスの発生・吸収要因の解明 |
|---|---|
| 課題番号 | 768 |
| 研究機関名 |
森林総合研究所 |
| 研究分担 |
北海道・土壌研 (農環研) |
| 研究期間 | 新11~13 |
| 年度 | 2000 |
| 摘要 | 3年間の目標は、土地利用変化が土壌および土壌微生物に及ぼす影響を明らかにすることである.これにより試験地間のフラックス値の違いを決定している主要因が明らかになり、広域評価部門の基礎データとなる.スマトラ島中央部の土地利用の異なる5つの固定試験地の土壌試料について,N2O生成に関与するアンモニア酸化菌,亜硝酸酸化菌,脱窒菌の計数を行った.またCO2発生量に関係があると考えられる土壌糖量を定量し,CO2発生量と比較を行った.その結果,アンモニア酸化菌及び亜硝酸酸化菌は伐採跡地で検出され,N2Oフラックスデータからの推定と合致した.脱窒菌数は多くなく,脱窒によるN2O生成は重要ではないと考えられた.表層5cmの土壌糖量とCO2平均フラックス値の間の相関係数は低く,セルロース画分とCO2では逆相関関係にあった.このことは,現在土壌中に残存している炭素はほとんどCO2発生には貢献しておらず,Ao層あるいは根からのCO2放出量を評価することが重要であることを示していた. |
| カテゴリ |