課題名 | マルチソース森林資源調査と森林経営の認証手法に関する共同研究 |
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課題番号 | 792 |
研究機関名 |
森林総合研究所 |
研究分担 |
四国・経営研 林業経営・解析研 北海道・経営研 |
研究期間 | 単11 |
年度 | 2000 |
摘要 | フィンランド国立森林研究所では、国家森林資源調査の企画から実行、成果のとりまとめまで責任をもち、専任の研究チームと調査チームを備えている。地上調査結果を、リモートセンシングでスケールアップする技術は、樹種が少ないこと、地形がなだらかである等の好条件をさしひいても、大変進んでいると思われた。一方、森林認証関係では、日本においては、ヨーロッパのように消費者側から企業に対する圧力という形で森林認証が進むことは考えにくい。むしろ、認証商品の差別化が環境保護に敏感になってきた一般消費者に対する企業側のマーケティング戦略として行われる可能性の方が高い。それによって認証商品のプレミア価格形成が実現し、森林所有者に立木価格の上昇や需要拡大となって還元され、森林認証制度への関心を高める呼び水になれば、森林認証は我が国でも普及していくと考えられる。 |
カテゴリ | 管理技術 経営管理 需要拡大 リモートセンシング |