モモ、ナシ等果実の成熟・老化過程における生理機能の解析と制御技術の開発(160)

課題名 モモ、ナシ等果実の成熟・老化過程における生理機能の解析と制御技術の開発(160)
課題番号 153
研究機関名 果樹試験場
研究分担 育種・品質化学研
研究期間 継7~12
年度 2000
摘要 ニホンナシ豊水、二十世紀を各種温度・湿度で貯蔵し、果実品質、膨圧、エチレン生成、呼吸、膜透過性等を測定し、好適温湿度条件と品質劣化に関係する生理作用を解析した。ニホンナシ豊水、二十世紀の好適貯蔵温度・湿度は2℃、98%であった。この温度・湿度では膜の透過性や呼吸が低く、細胞の膨圧も保持され、このことが萎凋指数が低く外観品質がよいこと、果汁が豊富でジューシーであることに関係していると判断された。5.5℃、10℃では品質劣化しやすく、温度が高いほど膜透過性、呼吸は高い値を示した。また、温度、湿度とも高い条件では果実が腐敗しやすく、10℃では果肉の軟化、果汁歩合の低下が顕著であった。
カテゴリ 鮮度保持技術 品質保持 もも

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