課題名 | 果実の細胞壁糖鎖架橋構造の解析と糖鎖特異的酵素の同定(166) |
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課題番号 | 158 |
研究機関名 |
果樹試験場 |
研究分担 |
育種・品質化学研 |
研究期間 | 継10~12 |
年度 | 2000 |
摘要 | 細胞壁は糖鎖マトリクス構造を持ち、多様な糖鎖特異的酵素の作用を受けてその架橋構造を変えることによって形態形成に関与する。そこで、細胞壁の糖鎖架橋構造の解析を行うとともに糖鎖の分解・結合に特異的に関与する酵素の性質と機能を解析し、果実の成熟・老化過程の解明を目的とし、短期間で軟化することが知られているモモを使って、果実の軟化過程における細胞壁の構造の変化の解析を試みた。 その結果、果実の軟化の初期にはキシログルカンの低分子化し、その後、ペクチンの可溶化すること。また、ペクチン質の主成分であるラムノガラクツロナン主鎖にはアラビノースの割合が異なるアラビノガラクタンが複数側鎖として存在していることが明らかになった。 |
カテゴリ | 鮮度保持技術 評価法 もも |