課題名 | 果実せん孔性及び吸汁性害虫の天敵微生物の探索と利用技術の開発(245) |
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課題番号 | 237 |
研究機関名 |
果樹試験場 |
研究分担 |
リンゴ・虫害研 |
研究期間 | 継9~12 |
年度 | 2000 |
摘要 | モモシンクイガ、モモチョッキリゾウムシに対して病原力の強い赤きょう病菌及び黒きょう病菌の分生子をリンゴ園の土壌に散布し、消長を調査した。また採集土壌に両害虫の幼虫を放飼し、病死率を調査した。赤きょう病菌の場合、散布28日後の生息数は散布7日後の約1/20まで激減した。モモシンクイガの放飼試験では、散布14日後までは高い病死率が得られたが、それ以降の病死率は10%前後であった。黒きょう病菌の場合、散布42日後の生息数は散布7日後の約1/4まで漸減したが、これ以降生息数に変化はなかった。またゾウムシの放飼試験では、散布約2か月後においても高い病死率が得られたことから、土壌中で安定して生息すると考えられた。 |
カテゴリ | 病害虫 害虫 生物的防除 もも りんご |