課題名 | 亜寒帯浅海漁場の食物網における底生甲殻類のはたらき(39) |
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課題番号 | 29 |
研究機関名 |
北海道区水産研究所 |
研究分担 |
海区水産業・海区産業研 |
研究期間 | 継10~12 |
年度 | 2000 |
摘要 | 釧路地先砂浜漁場の等脚類シオムシは、11年春以降減少した。分布中心の水深10m域では10月に個体数で150個体/■、生物量で1.7g/■となり、それぞれ10年10月の1/6と1/20であった。5~6月の桂恋地先岩礁性平磯では浮石下空隙に等脚類オホーツクヘラムシが1453個体/■、417g/■、餌源の海藻等大型植物破片が425g/■分布した。既知の5~6月の摂餌量実験値を用いて、同種は1.5週でこの植物破片量を消費し、5~6月の9週で2660g/■の海藻類などを摂餌・粉砕しうることが推定できた。12年度は両種のつくりだす糞などデトライタスの質・量と両種の分布を調べ、食物網でのはたらきを評価する。 |
カテゴリ | くり 効率的生産技術 |