課題名 | 亜寒帯域藻場におけるCO2収支の解明(58) |
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課題番号 | 45 |
研究機関名 |
北海道区水産研究所 |
研究分担 |
水産業研究・海区産業研 海洋環境・高次生産研 |
研究期間 | 継11~14 |
年度 | 2000 |
摘要 | コンブ藻場のCO2収支推定の基礎データを集積するため、コンブ類の光合成-光特性と水中光量子量を調べた。夏季のコンブ類7種の現場水温における光飽和光合成速度は32~50μLO2/cm2/h、Ikは51~77μE/■/sとなった。光合成-光特性から求めた7種の1日あたりのCO2固定量は、ほぼ同様な値を示した。秋から冬の根室沿岸の水深約5mの水中光量子量は2.5E/■/dから0.5 E/■/dへと徐々に減少した。光合成-光特性と現場の光量子量データから求めたナガコンブの1日あたりのCO2固定量が天候により大きく異なることから、コンブ藻場のCO2固定量は光条件の影響を強く受けると判断された。 |
カテゴリ | 光条件 |