課題名 | 大規模借地経営の地域性と展開条件の解明(7) |
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課題番号 | 3 |
研究機関名 |
北陸農業試験場 |
研究分担 |
総合研究・農業経営研 |
研究期間 | 完9~11 |
年度 | 2000 |
摘要 | 農地の借り手市場化地域における大規模借地経営は、地域に対する行動の自由度を増している。第1に徐々に特定優等地域・集落での農地集中が可能となり、圃場分散から団地化・集団化への方向にある。圃場管理に関しては、各集落の地主・農家への水管理・草刈りの再委託により、管理労力減少が実現されている。また畦畔除去による区画拡大や、集落を越えた大規模借地経営間における交換耕作・借り換えによる農地集団化が行われている。第2に、少数の大規模借地経営に農地が集中する中、農地市場の寡占化が進んでいる。大規模経営にとって離農がどの程度進行し、農地供給されるかは大きな問題ではなく、誰がその農地を吸収するかが問題化しつつある。大規模借地経営相互での農地獲得競合が発生しつつあり、大規模借地経営群の地域的「住みわけ」が必要となる段階に達している。 |
カテゴリ | 経営管理 水田 大規模経営 圃場管理 水管理 輪作 |