課題名 | 高品質米の低投入型大規模生産技術のシステム化(17) |
---|---|
課題番号 | 13 |
研究機関名 |
北陸農業試験場 |
研究分担 |
総合研究・総研1 水田利用・栽培生理研 水田利用・作業技術研 水田利用・土壌管理研 水田利用・病害研 水田利用・虫害研 |
研究期間 | 継10~14 |
年度 | 2000 |
摘要 | 10年度には収量ムラの原因として土壌窒素供給力の圃場内変異の影響が大きいことを認めた。そこで11年度は地力ムラに対応した基肥窒素の可変散布が収量等に及ぼす効果について、均一散布区を対照として検討した。しかし予想に反して収量の変動係数は小さくならなかった。これは、作土のみ対象とした地力マップでは水稲の窒素吸収量との相関が無いのが原因であり、作土以下の土層の窒素肥沃度を加算した地力マップを導入することにより窒素吸収量との相関が得られた。一方、幼穂形成期の生育と収量との相関をみると、葉色や茎数よりも草丈との相関が高かった。以上から、地力マップ作成にあたっては作土以下も含める必要があること、幼穂形成期の草丈マップにより穂肥の局所管理の可能性があること等が示唆された。 |
カテゴリ | 水田 水稲 輪作 |