課題名 | 水稲の出穂変動要因の解明(41) |
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課題番号 | 41 |
研究機関名 |
北陸農業試験場 |
研究分担 |
水田利用・栽培生理研 |
研究期間 | 止10~13(11) |
年度 | 2000 |
摘要 | 同一圃場内での出穂変動要因として、栽植密度が出葉数や葉齢進行の速さに及ぼす影響を検討した。出葉数は栽植密度が高いほど減少し、両者間に明瞭な対数的関係が認められた。葉齢進行は栽植密度が高いほど遅くなったが、出穂の遅速には出葉数がより大きく影響する。出穂変異は分げつ期の葉身窒素濃度が3.5%近傍を越えた場合に大きくなり、これを指標とした変異程度の予測が可能であることが示唆された。出穂変動に及ぼす器官成長の影響が解明され、予測のための指標が得られたことから、本課題を中止し、12年度からのプロジェクト研究新規課題に引き継ぎ、出穂変異予測法を確立し、直播水稲への適用を行うこととした。 |
カテゴリ | 軽労化 栽培技術 水稲 低コスト 良食味 |