課題名 | 移植水稲の収穫分散のための生育制御技術の確立(43) |
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課題番号 | 43 |
研究機関名 |
北陸農業試験場 |
研究分担 |
水田利用・栽培生理研 |
研究期間 | 継10~12 |
年度 | 2000 |
摘要 | 水稲作営農の計画化に資する技術を開発するため、栽植密度による出穂期幅の拡大を検討した。平米あたり11.1~66.6の栽植個体数の変異により、出穂期幅は4日程度に拡大したが、高温により出穂が全般に早まったため、10年に比べ拡大の程度は小さかった。設定した栽植密度の範囲では収量・品質への影響は少ないので、栽植密度による出穂期幅の拡大は実用的にも有効であると判断された。また大規模農家の3地区33筆の調査では、コシヒカリやキヌヒカリなど中生品種の出穂の約60%が2日間に集中している実態が明らかになり、分散を図る必要性が認められた。 |
カテゴリ | 軽労化 栽培技術 水稲 低コスト 品種 良食味 |