課題名 | 直播水稲の栽植条件に対応した生育制御技術の確立(44) |
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課題番号 | 44 |
研究機関名 |
北陸農業試験場 |
研究分担 |
水田利用・栽培生理研 |
研究期間 | 継10~12 |
年度 | 2000 |
摘要 | 直播栽培において播種期が遅延した場合の対策として、苗立数の調節による収量・品質確保の方策が必要である。播種時期を5月第2半旬から5月末まで、苗立数を平米あたり30本から100本まで変えて、収量および品質への影響を調査した。播種から出穂までの積算温度と、籾数および出穂期の乾物重、ならびに収量との間には正の相関関係が認められた。平米あたり100本の苗立ちを確保することによって収量を確保できる播種の晩限は、5月末までと考えられた。従って苗立数の少ない直播圃場で、播種20日後に追い播きを行って平米あたり苗立数を50本確保することは、収量の確保には有効であったが、籾水分のばらつきを増し、品質には悪影響を及ぼすと考えられた。 |
カテゴリ | 軽労化 栽培技術 直播栽培 水稲 低コスト 播種 品質確保 良食味 |