課題名 | イネのアリューロン層形成に関わる遺伝子の単離と構造解析(100) |
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課題番号 | 98 |
研究機関名 |
北陸農業試験場 |
研究分担 |
地域基盤・遺伝解析研 地域基盤・(上席) |
研究期間 | 完10~11 |
年度 | 2000 |
摘要 | 米の食味や品質劣化の要因にはぬか層が深く関わっており、炊飯時の粘り・光沢等の食味要素、脂質の蓄積や貯蔵米の保水性に影響するイネ穀粒表層の形態形成に関連する遺伝子を制御することによって、米の長期保存性および高品質保持への発展が期待されることから、これらに関わる遺伝子の単離と解析を行った。レセプターカイネース遺伝子群に属する11個(約200~1300 bp)のcDNAの3’末端領域を単離し、すべてのクローンの塩基配列を決定した。これらの遺伝子のうちD309は、トウモロコシの穀粒表層形成に関わるレセプター様プロテインカイネース遺伝子と約88%の相同性が示された。今後は経常研究において、約3000bpと推定されるcDNA全長をクローニングする予定である。 |
カテゴリ | 育種 水稲 低コスト とうもろこし 品質保持 品種 良食味 |