乾燥ストレス耐性に関与する遺伝子の構造と機能の解析(136)

課題名 乾燥ストレス耐性に関与する遺伝子の構造と機能の解析(136)
課題番号 142
研究機関名 国際農林水産業研究センター
研究分担 生物資源・(主研)
生物資源・(主研)
研究期間 継10~12
年度 2000
摘要 植物の乾燥ストレス応答に関与するシグナル伝達経路を分子レベルで明らかにすることを目的として、乾燥ストレスの受容体である浸透圧センサー遺伝子の単離と機能解析を行っている。細菌や酵母の浸透圧受容機構である二成分シグナル伝達系との相同性を基に、モデル実験植物のアラビドプシスから3種類のリン酸基転移因子(ATHP1-3)をコードするcDNAをクローニングした。さらに、これらの因子の活性を調べた結果、酵母の中でリン酸基転移活性があることが分かった。また、これらの遺伝子発現の組織特異性や環境ストレス応答性をノーザン法で調べた結果、ATHP1, 2, 3とも主に根で発現しており、特に、ATHP3は根特異的に発現していることが分かった。
カテゴリ 乾燥

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